南アルプスのしずく

南アルプスのしずく
白駒の池  北八ヶ岳の原生林の中に日本最大の神秘的な湖。

2016年11月19日土曜日

信玄の棒道(甲斐の国~信濃の国へ)

棒道を山梨~長野へ

八ヶ岳南麓に今も残る、武田信玄の軍用路

棒道は武田信玄が信州へ最短で行くための
軍用道路として開発されたとされています。 

現在は、山梨県北杜市小淵沢町付近~長野県諏訪郡富士見町~
原村と棒道が残されています。

地元では信玄の棒道と呼ばれています。
「棒道」の由来は、まっすぐ1本の棒のように存在していたので
棒道と呼ばれるようになったといわれています。


戦国時代の歴史と自然にふれる棒道

美しい日本の歩きたくなる道500選

選定されているそうです。


棒道の中にはこんな橋もありました。

信玄が造った道ともなれば、

歩いているとその頃の時代にタイムスリップしたような雰囲気がでますよ。


棒道を歩いているとこんな標識がきまって立てられています。

標識がありますので安心して歩くことができますよ。


写真に撮ることができなかったが、

私が歩いている前をリスが走り去っていきました。




棒道沿いには観音さまが置かれています。


落ち葉が落ちていて雰囲気でるでしょう。



あなたも歩いて見て感じる歴史の道を歩きませんか、


この上の写真から長野県諏訪郡原村(八ヶ岳美術館)



戦国時代の軍用道路が今もこの山梨県から長野県まで残されているんですね。

これこそ今残したい信玄の棒道ですね。

この棒道の使用目的が軍用だったため、
今の平和な世の中では一般の人々に必要のない道は、
しだいに使わなくなっていったそうです。

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2016年11月12日土曜日

信玄堤公園の紅葉2016

武田信玄が20年かけて築いた堤防

昔、釜無川はたびたび水害被害をおこしていたといわれています。
特に甲斐市竜王、今の「信玄堤公園」付近です。

この場所は南アルプス市から流れる「御勅使川」と「釜無川」が
合流するところです。 この堤防から甲府盆地方面へ川となって
流れたといわれています。 

武田信玄が20年かけて築いた堤防のおかげで洪水被害から
緩和されたといわれています。

武田信玄のおかげで今の甲府の都が残されました。

山梨県甲斐市竜王「信玄堤公園」


信玄堤公園は、戦国時代を代表する土木施設

武田信玄が作った土手の公園です。



武田信玄が創案したと言われる伝統的水防工法

日本三大急流の一つである山梨県の富士川水系では、
「聖牛・せいぎゅう」と呼ばれる伝統的水防工法が現在も活用されている。


信玄堤公園から見る櫛形山と南アルプス


信玄堤公園の土手前方に南アルプス

南アルプスも今月に入って雪が降りました。


釜無川沿いには、信玄堤公園と連続して「釜無川スポーツ公園」
も整備されており、人々の憩いの広場として、週末ともなると
市内外から大勢の人々が来ています。


公園内には、江戸時代に植えたとされる(けやき)や(えのき)の
大木が残っており美しい自然に触れられるとともに歴史、ロマンを
感じられます。 






四百数十年の歴史を経て今な雄々しい姿をとどめる信玄堤

水害被害から守った信玄堤の色づくロマンを感じませんか、

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2016年11月6日日曜日

南アルプス市・秋の東南湖~高田新田を歩く

東南湖~高田新田の川との深い関わりを
解き明かす~

私が住む南アルプス市甲西地区の歴史をたどる講座を開催しております。

こんな回覧がまわってきたので参加してみました。

今回は昨年に引き続き「南湖地区」を歩いてまわります。
「東南湖」地区を歩きながら、地域の歴史や災害に向き合う
人の知恵について考えます。

晩秋の南湖地区の自然を感じながら歴史を学んできました。

集合場所 やまなみの湯→覚頭堤→松岩院と法玄寺→水神→
奈胡十郎の墓→八幡神社と光善寺→旧西稔寺と旧有泉酒造→
長久寺→高田新田排水機場で終わりです。


富士川 釜無川の土手を歩く 「覚頭堤」
この土手の場所は中央市今福新田



松岩院



奈胡十郎の墓


八幡神社



南アルプス市東南湖 「旧有泉酒造」
現在は公園


東南湖・長久寺


この長久寺には大きな舟が残されています。


長久寺の本堂下に大きな川舟があります。


やはりこの辺は水害の被害が繰り返しあったと予想されます。


何年か前におきた水害の状況
施設野菜のハウスが水没しています。

昔この辺は長雨、台風により施設野菜ハウスや田んぼ
畑が水没したと良く耳にします。

だから今の地名「南湖」なんていう名が付いているんでしょうね。


ここは南アルプス市高田新田です。

甲府盆地の天井川・坪川・滝沢川

釜無川・笛吹川合流地点に架かる富士川大橋の上流の
狭いところに中小の河川9本ほど集まり釜無川に合流しています。

河川同士の立体交差が何カ所もあります。

県内の中でも非常に珍しいところとされています。



最後は「やまなみの湯」で終了

最近いろんな場所で水による被害がありますが
私が住んでいる場所へ山梨県の中を流れている川
全部がこの富士川の合流へ集まってきているんですね。

当たり前のことですが、この川の合流地点興味あったら
皆さん是非見てみては・・・

南アルプス市の文化財課学芸員さん
楽しく、分かりやすくガイドありがとうございました。

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