七里岩が国の登録記念物 【名勝地】 へ!
韮崎市の景観を特徴づけ、歴史の舞台としてクローズアップされてきた七里岩・しちりいわ
「屏風岩・びょうぶいわ」が国の登録記念物 名勝地へ
この屏風岩近くには武田勝頼の新府城跡もあります。
七里岩台地とは甲府から国道20号線を北上して長野県諏訪方面へ向かうと
韮﨑から県境の白州町付近まで、釜無川の左岸に沿って高さ40~150m余りにも
達する切り立った崖が続いている この切り立った崖がおよそ七里(約30km)にも
及んでいるので、古くから七里岩と呼んでいる。
穴山橋付近で撮影した「七里岩」
七里岩台地は、八ヶ岳の噴火による岩屑(がんせつ)流が、釜無川と塩川に
よって浸食され、長い年月をかけて高さ10~40mの浸食崖を形成した。
その壁はナイフで削り取ったような荒々しい姿をした垂直の巨大な長城だ。
国道20号(甲州街道)を車やバスで走行中、車窓からは長くすそ野を広げる
八ヶ岳を望むことができるが、韮崎市に近づくころには、七里岩台地によって
八ヶ岳の姿がすっぽりと隠れてしまうほどである。
韮崎市は、この台地が街を二分する珍しい形成である。
七里岩台地は、八ヶ岳の噴火による岩屑(がんせつ)流が、釜無川と塩川に
よって浸食され、長い年月をかけて高さ10~40mの浸食崖を形成した。
その壁はナイフで削り取ったような荒々しい姿をした垂直の巨大な長城だ。
国道20号(甲州街道)を車やバスで走行中、車窓からは長くすそ野を広げる
八ヶ岳を望むことができるが、韮崎市に近づくころには、七里岩台地によって
八ヶ岳の姿がすっぽりと隠れてしまうほどである。
韮崎市は、この台地が街を二分する珍しい形成である。
これが登録の対象となった屏風岩(びょうぶいわ)は七里岩の一部で
新府城跡の北西部にある。岩の上には釜無川を鎮める水神「九頭竜」
が祭られ、鳥居がある。
秋から冬頃になると七里岩にある屏風岩から富士山を眺めることもできます。
夏頃の時期でも条件の良い日であれば富士山が見えます。
新府城跡の北西部にある。岩の上には釜無川を鎮める水神「九頭竜」
が祭られ、鳥居がある。
秋から冬頃になると七里岩にある屏風岩から富士山を眺めることもできます。
夏頃の時期でも条件の良い日であれば富士山が見えます。
小説の中でも取り上げられ、井上靖著「風林火山」の一説で「ここが甲斐の
国中でも、一番眺めの美しいしかも要害の地でございます。稚児さまが将来
お城をお造りになる時には、ここを選ぶのがよろしゅうございましょう」と
山本勘助が由布姫に、この七里岩台地を指差して話す場面がある。
そんな七里岩台地一帯は、昭和60年2月20日、やまなし歴史文化公園
「武田の里」に指定されました。
七里岩台地のランドマーク的存在な「平和観音」
国中でも、一番眺めの美しいしかも要害の地でございます。稚児さまが将来
お城をお造りになる時には、ここを選ぶのがよろしゅうございましょう」と
山本勘助が由布姫に、この七里岩台地を指差して話す場面がある。
そんな七里岩台地一帯は、昭和60年2月20日、やまなし歴史文化公園
「武田の里」に指定されました。
七里岩台地のランドマーク的存在な「平和観音」